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包茎について

包茎について

このページでは包茎について解説します。

包茎とは?

包茎とは、陰茎(ペニス)の先端部分である亀頭が、包皮と呼ばれる皮膚で覆われている状態を言います。

包茎という言い方は、皮膚で覆われた陰茎(ペニス)のことではなく、あくまでも「状態」について表現した言葉になります。

包茎の種類について

日本で言われている包茎には、3種類あります。この分類は日本における独自の分類です。海外では日本のように分類されていないので注意が必要です。

欧米では、包皮の状態によってタイプ別に、3つから5つに分類されるのが一般的のようです。

包茎について

仮性包茎


平常時において、陰茎の先端部分である亀頭が包皮で覆われていますが、勃起時に亀頭が露出する状態のことを仮性包茎と言います。

平常時であっても、指で包皮をむくことで亀頭を露出することができます。

真性包茎


平常時も勃起時も亀頭が包皮で覆われている状態のことを真正包茎と言います。

指で包皮をむくことができないので、亀頭を見ることができません。

亀頭と包皮が癒着している状態なので、無理に皮をむこうとすると痛みを伴います。

カントン包茎


亀頭が露出していても、包皮の開口部分が狭く、亀頭の下部を締め付けている状態をカントン包茎と言います。

カントン包茎は、もともとは仮性包茎だった状態から無理に皮をむいたことで、亀頭の下部で皮がひっかかり、亀頭を締め付けている状態をカントン包茎と言います。

皮で締め付けられたことで亀頭が赤くうっ血を起こし、包皮も膨れあがった状態になっています。

その他の包茎について

上記3種類の包茎以外にも、クリニックなどで診察した時に「包茎」と診断される場合があります。

平常時においても亀頭が見えている場合です。いわゆる、皮が剥けている状態です。

このような状態の場合「自分は包茎ではない」と判断している男性が多いです。

カントン包茎は勃起時に痛みを伴うことが多いですが、痛みがまったくない場合は、そのまま放置されることが圧倒的に多いです。

性行為もまったく問題なく行えるので、当たり前かもしれません。

しかし、亀頭の下部で包皮がくっついている「癒着」がみられる場合があります。

このような癒着がみられる場合は「包茎」と診断されることがあります。

陰茎(ペニス)の正常な状態とは?

陰茎(ペニス)の正常な状態とは、どのような状態を言うのでしょうか?

実は、包茎かどうかはまったく関係ありません。

包茎(包茎)について

陰茎(ペニス)の先端部分である亀頭が包皮で覆われていても、陰茎の中央部分まで包皮が綺麗にめくれるのであれば、「正常な状態」と言えます。

上記で説明したように、たとえ亀頭が露出していても、亀頭の下部で包皮の癒着がみられる場合は正常ではないのです。

亀頭の露出に関係なく、包皮の癒着がみられる場合は、適切な治療を施す必要があるかもしれませんので、専門のクリニックなどで診察することをおすすめします。

自分の陰茎(ペニス)が包茎かどうか?ではなく、正常な陰茎(ペニス)かどうか?ということを知ることが非常に重要なのです。

なお、包茎になる理由に関しては、別のページで詳しく解説しているので、そちらもご覧ください。

包茎に対する考え方

この項目では、包茎に対する考え方について解説します。

日本と海外の包茎に対する考え方の違い

包茎(包茎)について

日本では包茎であることが「恥ずかしいこと」として認識している男性が非常に多いです。

これは、あらゆる物事に対して、優劣関係や上下関係などを作りたがる、日本人の古くから続く体質的なものが大きく関係していると思います。

海外の場合、特にヨーロッパでは、陰茎(ペニス)が包茎であることに対して、恥ずかしいと思っている男性はほとんどいません。

何故なら、包茎が当たり前なので、いちいち包茎という言葉が使われることは、まずないからです。

上記項目で包茎の種類について解説しましたが、海外には仮性包茎や真性包茎という言い方の分類はありません。

ところが、海外でも非常に多くの男性が包茎手術を受けています。

海外には「割礼」という古くからある文化や習慣を、今でも大切にしている国や地域がたくさんあるからです。

日本の包茎に対する考え方については、別のページで詳しく解説しているので、そちらもご覧ください。

割礼における包茎手術

割礼とは、包茎手術そのものです。

日本で行われている包茎手術は、ほぼすべてにおいて18歳以上の成人男性が対象です。

しかし割礼の場合は全く異なり、生後間もない赤ちゃんの時に行う場合もあれば、小学生くらいで割礼をおこなう場合もあるなど、子供の時に包茎手術をおこなうのが割礼です。

割礼について

割礼をする意味や目的は、大人への通過的な儀式であったり、宗教的なものなど、割礼を行っている国や地域によって考え方は様々です。

なお、割礼に関しては別のページで詳しく解説しているので、そちらもご覧ください。

割礼以外の包茎手術

割礼の習慣がない国や地域においても、包茎手術は一般的に行われています。

日本における包茎手術の件数は、人口当たりでは類を見ないほど多いと言われています。

包茎手術について考える場合、まず、陰茎(ペニス)の働きや役割について理解する必要があります。

陰茎(ペニス)には2つの働きや役割があり、1つ目は排尿です。そして2つ目は子孫繁栄のための性行為です。

包茎が原因で、痛みを伴うなど、排尿と性行為がスムーズにできない場合は包茎手術が必要になります。

包茎は病気?

包茎そのものは病気ではありません。

病院で治療を受けると、病気というよりも、疾患として扱われる場合があります。

包茎(ほうけい)について

真正包茎とカントン包茎は注意が必要

上記にて説明したように、排尿と性行為がスムーズにできない場合は疾患として診断されることが非常に多いです。

排尿と性行為は、人間にとって非常に重要かつ大切な生理機能の一つなので、排尿と性行為がスムーズにできない場合は、私生活に支障が出ていると判断されるからです。

特に真正包茎とカントン包茎は、排尿や性行為において痛みを伴う場合があります。

カントン包茎は平常時でも痛みや違和感などで、嫌な思いをしている人がいるかもしれません。

一度痛い経験をすると、思い切った行動やスムーズな行為がなかなかできなくなり、ストレスになります。

このような場合、日本における包茎の分類では、真正包茎とカントン包茎は疾患として扱われます。

手術が必要な場合も・・・真性包茎やカントン包茎

真性包茎やカントン包茎は、状態によっては包茎手術が必要な場合があります。

包茎(ほうけい)について・包茎手術が必要な場合

手術が必要な包茎のケース3つ

1・衛生的な問題
先端の亀頭と包皮の間に恥垢が溜まります。そのため匂いが出るなどの問題も起こります。最悪の場合は、包茎が原因で陰茎に汚染や感染を生じ、尿路感染症や陰茎癌発生率を高める可能性があります。また放尿の時に尿がまっすぐに出ずに散らばって放尿され、トイレを汚すなどの問題もあります。

2・性行為における問題
射精することに問題はなくても、性行為をすると包皮が引っ張られるので痛みを生じる場合があります。また挿入時の摩擦によって亀頭部分が無理に包皮からはがされることもあるので、亀頭も包皮も損傷を受けることがあります。この場合は痛みも伴うので通常の性行為は困難になります。

3・尿路閉塞性疾患
ある程度の力を入れないと尿が出ないほどの重度の包茎の場合、尿路閉塞性疾患を起こして膀胱拡張や肉柱形成(膀胱の排尿筋の肥大)またはになる可能背があります。水腎症が悪化すると、腎不全になることもあるので注意が必要です。

包茎についてまとめ

誰にも相談できずに包茎で悩んでいる男性は非常に多いです。

そして間違った理解のままの人も非常に多いのが現状です。

自分が包茎であるかどうかを知ることと同時に、包茎について正しい理解を得ることが大切だと思います。

包茎で悩んでいる人は、勇気を出して専門のクリニックに相談することを強くおすすめします。

全国展開している一流のクリニックは包茎治療の実績も多く、男性だけのスタッフで運営しているので、安心して相談できると思います。

必ず悩みが解決できると思うので、是非無料のカウンセリングを受けてみてください。

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